大切なのは、前例のないことに立ち向かう勇気
どうも僕のブログは、日経からネタを得ることが多いみたいで、それだけ自分の興味がお固い経済よりなんだなあと改めて気付かされます。
そんなんだから、女の子にモテないんだYo!
今回取り上げるのは下記の記事。
それでもソニーはまだ闘える :日本経済新聞
この記事を読んで改めて思ったのは、日本に足りないのは、技術力じゃなくって、前例のないことに立ち向かう勇気だってことです。
個人的にあんまり精神論は好きじゃないんですが、でもやっぱり勇気とか心意気って大事だと思います。
この記事を読んで知ったんだけど、ソニーはiPhoneが普及する前に、スマートフォンの原型となるような機器を発売したそうです。
歴史に「もし」はありませんが、もしそこでソニーの経営陣が判断を誤らなかったなら、現在ソニーのおかれている立場は、全く異なったものになっていたかもしれません。
確かに技術力は大事です。でも、世の中の多くの人たちは玄人好みのスペックなんて求めていません。僕の思うソニー最大の失敗は、一般のライトユーザーに向けて、ニッチな玄人好きのする製品を押し付けたことです。
100人中1人が欲しがるような製品を、100人分用意してしまったことが良くなかったのでしょう。
これからソニーが進む道は2つあります。
一つは過去の栄光を捨て、技術力を追求して、一部ユーザーが欲しがるようなハイスペックな製品を提供する道。
もう一つは、技術力を過信せずに、ユーザーが潜在的に求めるものをきちんと広いあげ、多くの人々に受け入れられるプラットフォームを提供する道。
もしソニーが大企業として存続しようと考えているなら、どっちの道を選ぶべきかは自ずと決まってくると思います。
ただ、どちらの道を選ぶにしろ前例主義に陥るのではなく、新しい道を自ら切り開こうとする強い意志が必要になるのは間違いありません。日本人が大の苦手とする所ではありますが、いつまでも「日本式」にこだわっていては、これからの世の中生き残ることは難しいと気付くべきなのです。
僕も、あなたも、ね。