思考錯誤

これは、俺の人生の軌跡だ。

「ゴミ情報の海から宝石を見つけ出す」を読んで情報リテラシーの鍛え方

前回に引き続き、津田大介さんの著書から。

 

 今回は情報リテラシーの鍛え方について、参考になった点をご紹介いたします。

■結局のところ近道なんてない

TwitterFacebookをはじめとしたソーシャルメディアの台頭により、ネット上にますます多くの情報が溢れるようになり、一体何を信じていいのか分からなくなってきました。

多くの情報の中から有益な情報を選び、活用していく為には、今まで以上にきちんとした情報リテラシーを身につけることが重要になってきます。

といっても、一体どうすれば情報リテラシーを身につけることができるのか?

結論から言うと、魔法のような特効薬はありません。

津田さんも著書の中で明確に「こうすればいいよ」といったことは言っていません。

こればかりは時間をかけて少しずつ身につけていくしか無いようです。

ただ、リテラシーを身につける上で大切なヒントは、この本から読み解くことができます。

■自分の中に軸を作る

津田さんが何度も繰り返し言っているのは、とにかく自分の中に一本の軸を作れということ。

多様な情報のなかから、自分にとって必要な情報を選び出せるようになるには、結局、自分のなかに軸をつくらなくてはいけない。

「この人の言うことはおもしろい」「この人の情報は信頼できる」といったメンター(導師)的存在を何人かつくる。その人が本を書いているなら全部読む。その人が紹介する情報や書籍を継続的にチェックする。そうすることで、自分が情報を読み込むための軸ができてきます。

 ネットで自分に合った情報源を見つけたら、そこから「脚注」をたどってさらによさそうな情報源を探すようになると、効率的に情報収集できます

 

 などなど、とにかくやみくもに情報に触れるのではなく、自分の立ち位置をきちんと決めて、その上で情報を収集することが、何よりも大切なんだなと思いました。

中でも特に僕が重要だなと思ったのは「自分にとってのメンターをつくる」と言った点。

やっぱり何かしら指針になる人がいた方が都合がいい。

自分にとってのメンターは、ちきりんさんや古市憲寿さん、ホリエモン津田大介さんなんかかな〜。池上彰さんや内沼晋太郎さんなんかも好きだわ。

右から左に洪水のように情報が流れる今だからこそ、しっかりとした軸を作り、情報に向き合わないとダメなんだな。