シリーズ連載 ビットコインのもたらす衝撃 その3.
今回で3回目のビットコイン連載。
過去のエントリはこちらです。
・シリーズ連載 ビットコインのもたらす衝撃 その1. - あんちえいじゃーのブログ
・シリーズ連載 ビットコインのもたらす衝撃 その2. - あんちえいじゃーのブログ
さて、今回はビットコインってどういった仕組みで動いているの?ということを書いていこうと思います。といっても僕も技術的なことは全くの素人なので(何せWordPressで自分のブログをカスタマイズすることすら挫折したくらいだし、、、)、もしかしたら全く見当違いなことを書いてしまうかもしれませんが、まあその辺は鼻で笑ってやってください。
ビットコインを実際に手に入れるには、下記の手順を踏む必要があります。
1.ウォレットを解説する
2.取引所サービスに行き、ビットコインを購入するor誰かからビットコインを自分のウォレットに送金してもらう。
思ったよりも簡単ですね。
で、ちょっと前に経営破綻したMt.Goxは、この2にあたる取引所サービスだったわけです。
Mt.Goxが経営破綻した理由というのは、実はまだ良く分かっていないらしいですが、どうも不正取引に対するセキュリティの甘さが原因じゃないかと言われているみたいです。
だからMt.Goxの経営破綻=ビットコインがダメ、という訳ではなくMt.Goxの経営破綻は、ビットコインそのものとは切り離して考えなければならないものなのです。
ほら、闇金が悪さして潰れたからって日本円は信用できない!なんて話には成らないでしょ?
さて、ビットコインですが基本的にはウォレットからウォレットにインターネット上で送金されます。
このときの流通の履歴はP2Pで管理されており、その為にビットコインの流通履歴は厳格に管理されていると言えます。P2Pとは、
インターネット上に接続している多くのコンピュータ同士が情報交換を自動で行い、自立的なネットワークシステム管理を行う手法
です(ビットコイン あたらしいネットビジネスの教科書より)。
このP2P、正直あんまり良いイメージがありません。
というのも、僕が学生の時にはファイル共有ソフトのウィニーがこの通信技術を使っているということで話題になったからです。
ウィニーは音楽やら映画の違法アップロードの温床になり、当時は大きな問題とし話題になりました。まあ、P2P自体が悪かった訳ではなく、その仕組みを利用して違法行為を行った人たちが悪かった訳なんですが、やっぱりマイナスなイメージは拭えません。
まあ、それはそうとして、このP2Pでコインの流通履歴におかしいところが無いかをチェックする仕組みが、ビットコインと他の電子マネーで大きく違う点です。
世界中の何万台と言われるコンピュータが、たった一つの取引履歴におかしいところが無いかを検算する訳です。しかも検算するコンピュータもハイテクだし、そう言ったことに関心を持つ人たちのスキルも一流でしょう。
これはもう一個人がどうこうできる仕組みではないように思われます。
う〜ん、空恐ろし。
次回は、ビットコインの「発掘」について見ていきます。