【書評】「リアルタイムメディアが動かす社会」その1.八木啓代氏
面白い本を読んだので、何回かに分けて紹介&感想を書いていきます。
この本は2011年度に明治大学で行われた「リアルタイム・メディアが動かす社会」という講義内容をまとめたもの。Kindle版は2014年の3月に発売されたみたいで、津田大介さんの新刊無いかなーとAmazonをふらついていたら発見してしまいました。
今回は第一講 八木啓代さんの講義内容をみていきたいと思います。
そもそも八木さんて誰だよ?ということでWikipediaで調べてみました。
八木 啓代(やぎ のぶよ、1962年1月13日 - )は、大阪府生まれのラテン歌手、作家、エッセイスト、ジャーナリスト、音楽コーディネータ、健全な法治国家のために声をあげる市民の会会長。
ラテンジャズ・バンド、ハバタンパ (HAVATAMPA) のリードヴォーカル。声質はソプラノのリリコ・リジェーロ (Soprano lirico-leggero)。(ローマ字で苗字はYagiとなるが、活動地域であるラテンアメリカ(スペイン語)向けにYaguiとも綴る)
肩書きが色々ありすぎてわけが分かりません。
何でも中南米で歌手をやりつつ、2010年には最高検察庁を告訴した経歴の持ち主。
本人曰く歌手活動と検察庁の告訴は全て矛盾無く繋がっているらしく、今回の講義の内容もその辺に絡めたものになっているようです。
日本ではあまりメディアに取り上げられることの無い、中南米の革命に現地のメディアがどう関わったのかといった話から、日本の検察がどれほど腐敗しているのかといった話へと講義は続いていきます。
日本の検察が力を持ちすぎていることは、ホリエモンはじめいろんな人が問題視しているけど、この人の講義の内容を読むと、具体的に彼らの傲慢っぷりがよーくわかります。
具体的には次回以降。
またブログをきちんと書こう。