【クロ現】優秀な人材って何なんだろう?
シリーズ 成長への人材戦略① - NHK クローズアップ現代
先週のクローズアップ現代が面白かったので。
ロイヤルホールディングス 菊地唯夫社長
「技術であるとかホスピタリティーの精神が継承できなくなるという非常に大きな危機感を我々は持ってますので。
着実にそれを継承できる人間をしっかり採用していかないと、私どもの強みが消えてしまう。」
なかなか思うように人材を確保することができない企業の採用市場にスポットをあてた放送。
この手の放送は毎年やっているように思うんだけど、毎回毎回何かしら考えさせられる事があります。今回のクローズアップ現代も面白かった。
で、上記企業の社長の言葉。自分たちの強みを「継承」って言っている時点ですでに上からの押しつけ感が半端ないと思っているのは私だけでしょうか??
クローズアップ現代で取り上げられた企業は、ブラック企業として名前の知られた大手企業と同じ業界の会社でした。そりゃあ、業界全体に広がるイメージが悪すぎるから、少しでも頭のいい学生は別の業界に行くでしょう。
てか、あなたのところが優秀だと判断した学生は、大体の企業が「優秀だ」と判断するわけで、そりゃあそんな引く手数多な学生は「外食」産業以外のところに行くでしょう。
この会社では採用活動で学生たちにおもてなしの心、ホスピタリティを持った人材が欲しいと訴えてきました。
しかし、社員が具体的にどのように仕事をしているのか、学生に十分に伝えられなかったと考えています。
で、その対策として入社後の働き方について若手社員に説明させているみたいだけど、その説明の内容が「残業時間に関して」ってところが面白すぎ。なんでそんなに残業のこと説明するの?仕事のやりがいを説明するんじゃなかったのかよ!
他に伝えることが無いのか、NHK側の編集がまずいのか知りませんが、これじゃあちょっと頭の働く学生なら「逆に怪しい」って思うんじゃないかなぁ。。。
なんてね。
続きはまた次回。