ブログ執筆力を高める為に必要なことと、その身につけ方
レシピ 今日の料理は“ちきりんブログ” - Chikirinの日記
ブログの記事の質をあげたいと思い、何度も読んでるちきりんさんの過去エントリを再び読みました。そしたら以前は気付かなかったことに気付きました。
それは、ブログにオリジナリティを与えるのは、何と言っても自身がリアルな世界で体験したものだ、ということです。
上記のブログエントリでは、ちきりんさんが普段いかにしてブログのネタを見つけ、それを読み応えのあるエントリに落とし込んでいるのかの技術が書かれています。
言われてみるとなるほど、と思うのですが、まあ実践するとなるとそれなりにしんどいです。
とりあえずその手順を抜粋すると以下の通りになります。
手順1:材料を集める
手順2:メニューを決める
手順3:構成を考える
手順4:調理する
手順5:味見をする
手順6:スパイスをかける
まあそれぞれの具体的な方法はちきりんさんのブログを読んでもらうとして、僕が今回このエントリを読み直して大事だなと思ったのは、「材料を集める」という項目。
この項目の圧倒的な差を、僕はまざまざと感じさせられました。ああ、スタートから既に全然違うや、と。
ちきりんさんの記事をみれば分かるけど、彼女が一つのエントリを書くのに集める材料は、本当に多種多様なモノがあります。恐らくブログ執筆の動機は最初の材料なんだろうけど、そこから集められる材料の量と質が本当に凄い。
いや、そんなの普通リンクさせられないだろう、という材料がぽんぽんと彼女の頭の中には集まってくる。
特に圧巻だったのは、彼女自身の旅行での体験談と、ライフネット生命の出口社長との対談から得た知識。
その他の材料は、リンクさせる力があるないに関係せず、誰でも手に入れられるような内容のものだ。
もちろんそれだけでもブログの記事は書けるだろうけど、多分それだとあまり面白い記事にはならないだろう。
その誰でも集められる材料に、ちきりんさんだからこそ集められた材料(海外旅行の経験と、出口社長という超大物との対談)があるからこそ、彼女のブログ記事は、他ではないオリジナルなモノになるのだろう。
まあ、誰もが海外に言ってるわけでもないし、ましてや超大物と対談ができるわけではない。
でも、その人だけが経験した、その人だけのオリジナリティの経験は、必ず誰もが持っている。
ようは、その経験をどれだけ増やして行くかが、オリジナルでひと味違ったブログを書く為に大切なんじゃないだろーか。そういや自分のブログで一番アクセス稼いでいる記事も、自分の体験を元に書いた記事だったけか?
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調理法を学ぶのも大切だけど、なにより大事なのは材料。
如何に他の人が手に入れられない材料を仕入れて来れるかが、何よりも重要なんだろうなーと、ちきりんさんのエントリをみて思いました。多分文章の構成力なんかは量をこなせばついて来ると思います。
いつまでも机の前にしがみついていないで、リアルな世界にえいやッと飛び出すのが、何よりも重要なんだなー。
もちろん、集めた材料を調理するための技術も同じ位重要なんですけれどもね。
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