選挙が終わったので、ブログを書く意味についてとうとうと考えてみる
何の為の解散総選挙か、よくわからなかった今回の衆議院選挙ではありましたが、一応投票には行ってきました。二日酔いがひどくて、夜になってからの投票でしたが。
さて、最近更新が滞っていたブログですが、別に面倒になったから更新しなくなった訳ではありません。
このままの運営方法でいいのかな?と思ってしまったのが更新が滞った原因です。
ちきりんさんの「「自分メディア」はこう作る!」を読んでから、このブログの自分の中での立ち位置を考え込んでいたら、果たして「毎日書くこと」が本当に正しいことなのか、疑問に思ってしまいました。
僕がブログを書くのは、アウトプットする力をあげたいというのが根底にあります。
アウトプットする力をあげるとは、論理的で、分かりやすい文章を書けるようになりたいということです。それはちきりんさんがいうところの「自分のアタマで考える」ことであり、その思考のプロセスを、体系的に書けるようになることが、僕の目指す究極の目標なのです。
その為には、量をこなすことが重要です。
だから、僕は(平日は)毎日ブログを書こうと決めました。
一度「書こう」と決めてからは、ほぼ毎日ブログを更新することができるようになり、その点では自分のブログは評価できると思いました。
でも、今度は「書くことそのもの」が目的となってしまい、元々あった「論理的で」「分かりやすい」文章を書きたいという前提が、どんどん崩れていきました。
読み返してみても、単にエントリを稼ぐだけの記事が多くなりました。
その日のニュースに対する、ごく私的なコメントや、読んだ本の内容を単にまとめ直しただけのエントリは、書いている時はそれなりの達成感がありましたが、後から見返すと、決して密度の高い文章と言えるものではありませんでした。
このままではダメだ。
そう思ったものの、どうすればいいのか全く道が見えず、ブログを書くことがだんだんと億劫になってしまいました。
また、このままブログを書くことは無くなるのかな、と少し不安にも思いました。
でも、せっかくココまで書いてきたんだし、今辞めるのも非常にもったいないことだと、思い直しました。今更大人気ブロガーになんてなれないかもしれません。結局大成せずに、ひっそりと続くだけのブログになるやもしれません。
でも、何もやらずに「ダメだった」とは言いたくない。記事を書かなければ、可能性は0ですが、書き続けていれば、何かしら見えてくるかもしれません。今はつたないエントリしか書けないけれど、ずっと続けていれば、そのうちコツをつかんで、誰もがうなるような記事を書けるようになるかもしれません。
だから僕は、これからもブログを書き続けようと思いました。
まあ、どういった内容を書くのかは、ちょっと考えるかもしれませんが、とりあえず興味のある内容をどんどん発信していきたいと思います。その時によって、興味なる内容が移り変わるブログってのもまた面白いかもしれないですしね。