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30過ぎの一般事務職(男)の日々雑感

30を過ぎ、未だに一般事務(書類整理、エクセルへのデータ入力など)の仕事しか経験したことないけど、人生何とかなるもんだ、的なブログ。

色んなことが、沸々と【書評】伊藤洋志氏「ナリワイをつくる」を読んで

 

ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方

ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方

 

何年も前に知り合いから紹介されて、この本の著者が主催する「ナリワイを作る」という自由大学の講義を知った。

 

freedom-univ.com

 

本当は受講したかったんだけど、地理的な関係と、当時の会社がブラックで(今もプチブラックだけど)、仕事終わりに参加するのが難しいということで参加できなかったのだが、それ以来ずっと心に残っていた「ナリワイ」という概念。

 

著者とは実は同じバーで一人挟んで割と近くで飲んだこともあったんだけど(まあ、向こうはその時のことなどみじんも覚えていないだろうけど)、最近phaさんの本を読んだこともあり、前々から気にはなっていた本書を手に取りました(Kindleで購入しました。だって、紙の本はかさばるんだもの!)。

 

まだ途中までしか読み進めていないけど、この本に書いてあることは、ちきりんさんの「マーケット感覚を身につけよう」と全く同じだと思った。

 

苛烈な競争社会に飛び込むのではなく、身の回りの支出をコントロールし、そこから問題点を探り、生きる為の手段としての「ナリワイ(生業)」をつくり、自分だけの豊かな人生を歩もうじゃないかっていうのがこの本の主張だけど、その他凡百(最近「凡百」ってのが自分的流行)のこの手の本(例えば「自由になろう」だとかふわふわしたことしか書いていないライフハック系の本)とこの本が一線を画すのは、具体的であるかどうかということだ。

 

伊藤さんの「ナリワイ」は、地に足がついているというか、実践的で無駄が無い。

 

いきなり会社を辞めて起業しようとしなくても、自分の普段の生活を見直すことで、ちょっとした稼ぎを得る為の手段はたくさん転がっている、というのが筆者の主張。

 

「専門性のない自分には何の価値もない」なんてことはまるでない。そう考える人に足りないの自分の価値に気付く「マーケット感覚だ」と主張するちきりんさんと、全く同じだ。

 

出世街道から外れた僕は、恐らく年収何千万も稼ぐようなエリートサラリーマンにはなれない。30を過ぎて、未だに役職も無く、大勢の人を巻き込むようなプロジェクトを率いたことも無い僕は、「企業」という枠組みの中で頭角を表すには、すでに歳を取りすぎた。

 

ベンチャーとか外資ならまだわからないかもしれないけど、元々競争心が薄く、他人を蹴落としてでも、とかいうのが大の苦手な僕に取っては、多分そういった世界は向いていない。

 

だから、伊藤さんの「ナリワイ」という考え方はとても素敵なものだと感じられた。

 

そうだ。

 

都市部の大企業が戦うフィールドだけがすべてじゃない。そこで求められる人間だけが、すべてじゃないんだ。僕はもっと、自分らしくいていい。

 

そんな当たり前のことに、この本を読んで気付きました。

 

「ナリワイ」って考え方に当てはめると、不思議と自分にもできそうなことがどんどん頭の中に湧いてきて、ワクワクしてしょうがない。

 

いやあ、心が軽くなったよ。さて、次は何をしようかな?

 

おススメです!

 

ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方

ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方