【書評】本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方
書いてあることは、今まで堀江さんが色んなところで繰り返しおっしゃっていたことをまとめただけの本で、とりわけ新しい発見が会ったわけでは無いですが、それでも読んでいて「このままじゃいかんな」という気持ちにさせられたのもまた事実です。90%位は、一度は聞いたことのある話でしたが、10%位ははじめて聞いたことでもあったので、その10%を知れただけでも読んでよかったなと思った次第です。
結局のところ、人間はできない理由を探して、人と同じことを選択する生き物です。「あいつと俺は違う」という言い訳は、思考することをやめ、努力をせずに、昨日と同じことを繰り返す為に非常に有効な手段となります。
でも、それだと成長することはありません。
僕がこの本を読んで改めて感じたのは、トレードオフという概念をもっと真剣に考えなければならないということ。
何かを成し遂げようと思ったら、当然何か別のものを犠牲にしなければなりません。
なぜなら時間は誰にとっても平等であり、人生は「美味しいとこどり」が出来るほど単純には出来ていないからです。
自分に取って大切なことは何か?自分のコアバリューは何か?を常に自問自答し、日々の生活をより生産的なものに改善していくこと。
単純だし、当たり前のことだけど、愚直にそれをやり続けるしか、自分の望む人生を手に入れる方法は無いんだなと、改めて気付きました。
てことで、僕は色んなことを辞めることにした(例えば英語の勉強)。
それよりも、自分の心の声に従って、やりたいことをやる為に時間を使おう。
それは例えばこうやってブログを書くことだったりするんだけどね。
サラッと読めるけど、大切なことがたくさん書かれた良い本です。
仕事も変えようかな?