【書評】君の名は。
まあ、なんというかこれは、やはり映画館で映画をみるべきである。
まだみていない人がいるのであれば、DVD化など待たずに、今すぐ劇場に足を運ぶべきである。
映像がとても綺麗で、素敵な映画である。まあ、中身は非モテコミットの定理である、お友達ルーティーンと告白ルーティーンに満ち溢れたものだけど。
本当に現実と乖離がありすぎる!!
さて、この君の名は。であるが、どうやら宮崎駿の崖の上のポニョの興行収入を上回ったらしい。
まあ、勢い的に妥当といえば妥当であるが、正直何でかな?という思いも拭えない。
確かに面白い映画ではあった。でも、宮崎駿の映画を超えるクオリティか?と言われると、う〜ん、、、と考え込まざるを得ない(少なくとも僕は)。
最近のアニメ映画でいうなら、サマーウォーズの方が、個人的にはよっぽど面白かった。
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しかし、君の名は。である。
何でここまで流行ったのか、マーケティングがうまくいったというのが大きい気がするけど、もし一つ理由を挙げるとしたら、主人公の男の子が、気弱なダメンズじゃなかったことではないだろうか?
この手のボーイ、ミーツ、ガールの映画は、大抵主人公の男の子は、気弱で自信のない、でも、実はとてつもない才能を秘めた男の子である。
しかし、君の名は。の主人公は違う。
ネタバレになるから、詳しくは言えないけど、いわゆるどこにでもいる普通の男の子なのである。まあ、大学生活を通じ、否、それどころか社会人生活を通じ、童貞を守っているところからすると、普通より劣った男子なのかもしれないが。ちなみにソースは俺。
女の子の主人公も、正直どこにでもいる女の子だ。
そういった、いわゆる普通の男の子と、普通の女の子が、普通でない体験を通じ、恋愛関係に発展する、そういった点が、受けたのかもなーと、勝手に思うあんちえいじゃーでした。ちなみに僕は、素人童貞だ。
南無三。