【レビュー】明星 銀座デリー監修 スリランカカレーラーメンを食す!
世の中には、奇跡のめぐり合わせというものが存在する。
例えば豚肉とキムチ、例えばビールとからあげ、例えば、カレーとラーメン。
本日紹介するのは、そんな奇跡のコレボレーション。カレーラーメンである。
それも銀座にあるカレーの名店、銀座デリーとのコラボ商品である。
銀座デリーとは、東京都内に3店舗を展開するカレーの名店だ。
銀座の他には、上野、ミッドタウンに店舗があるらしい。
ぼくは行ったことないけど、美味しいインド・パキスタン料理が食べられる専門店のようだ。今度彼女ができたら一緒に行ってみようと思う。
お店の人気メニューのスリランカカレーをアレンジし、カップ麺として商品化したのが本商品。カップラーメンといえば、カレー味といっても過言ではない。
そして、カップラーメンのカレー味といえば、もはや日清カップヌードルのカレー味だ。
そこに喧嘩を売るなんて、なんて無謀な、、、
と思ったのはぼくだけではないはず。
定番かつ、安価な印象を持つ日清のカップヌードル(日清さん、すいません!)。
恐らくそこに打ち勝つために、明星が打ち出したのが「高級路線」なのではないかと推察される(適当)。
下記、Amazonのリンクであるが、2つの商品のパッケージを見比べてほしい。
明らかに本商品の方が高級っぽく見える。心なしか体にも良さそうだ。
恐らくターゲット層が違うのではないだろうか?
普段カップラーメンなんて食べもしないゆるふわOLを取り込むために、銀座の名店に目をつけた、といったところだろうか?
もちろん味も、カップヌードルとは一線を画していることを期待したい。
さて、「カップラーメンのカレー味=日清カップヌードル」と日本人の遺伝子レベルにまで刷り込まれている、このフィールドに、果たして本商品はどこまで食い込めるのだろうか??
それでは、早速食してみよう。
お湯を入れて待つこと3分。
この辺の手順は、もはや遺伝子レベルで染み込んでいる。
うん、作り方はぶっちゃけ日清カップヌードルと一緒。
そして出来上がり。
麺はノンフライ麺。
本商品のこだわりポイントは、なんといってもスープにある。
デリーのスリランカカレーの特長であるトマト、ココナッツ、鰹節のエキスを隠し味としてきかせている。
言われてみれば、ココナッツの風味がしたようなしないような。。。
正直隠れすぎていてよくわからなかったけど。
そしてその味は、、、、正直日清カップヌードルのものと、さして差がない。
カップラーメン評論家の私でさえ、区別がつかないくらい一緒の味。
いや、多少こっちのほうがピリ辛だったかもしれない。
つーか、似たような商品で、似たような値段設定なんだから、そんなに差がつくわけがないのか。
美味しいっちゃ美味しいけど、正直微妙。
名店の味!と銘打っている割にはなあといった感じ。
これじゃあ日清の牙城は崩せない。
パッケージには辛口マークが付いているが、正直そんなに辛くもなかった。
これは、結構期待していただけに拍子抜け。
どうせならもっと辛口にして、差別化を図ったほうがよかったのでは?と評論家としては思うわけです。
もし高級路線で勝負するなら、スープや具材にもっとこだわったほうが良かっただろう。単にパッケージだけ「銀座感」を出してそれっぽく仕上げても、所詮カップラーメンはカップラーメンだ。
ゆるふわOLはカップラーメンなんて食べないよ。
おしまい。
・メーカー:明星食品
・内容量:89グラム(麺65グラム)
・343キロカロリー
・麺・かやく:297キロカロリー
・スープ:46キロカロリー
・タンパク質:9.4グラム
・脂質:7.5グラム
・炭水化物:59.5グラム
・塩分:5.8グラム