思考錯誤

これは、俺の人生の軌跡だ。

自分のスキルの対価は、自分のお給料と同等だと思え。

会社、というか、自分の所属する組織で評価されるスキルがあるとする。

 

例えば僕の場合は、エクセルを使ったデータ集計が、他の人よりちょっと上手にできるのだが、それが唯一無二のスキルとして、部署内では重宝されている。

誰しもが、ちょっとしたデータが必要になると、僕にお願いしにくる。

 

そのお願いも、お願いする人が考えているよりずっと簡単に出せるものがほとんどなので、僕はパパッと求められているモノをアウトプットして返すのだが、どうもそれが出来ない人から見ると、とてもすごいことをしているように見えるらしい。

 

まあ、頼られて悪い気はしないのだが、あまりいい気になってもいられない。

 

なぜなら、僕の持っているスキルは、他の部署の人からすればごく普通のものだし、ちょっとPCに詳しい人からすれば、むしろ全然大したことがないからである。

単に僕のいる部署が営業部で、単純なOAスキルすら無い人が多いから重宝がられているだけなのである。事実、僕と同レベルか、それ以上にエクセルを使える人からは、殆どそういったデータ集計系の依頼はされない。

 

何が言いたいのかというと、自分の周囲の評価を鵜呑みにするなよということである。

僕のスキルは、たまたま僕の所属する部署では重宝されているかもしれないが、他の部署、ましてや世間一般でみると、全然大したことの無いスキルなのである。

エクセルがちょっと人より得意な事務員なんて、腐るほどいるよ。ましてやマクロやVBAが得意なエクセルマニアも少なくない数存在する。

 

自分と同じか、それ以上に上手く、早く、そして正確に自分の業務をこなせる人なんて5万、10万、もっといると考えた方が良い。

 

もっと広い視点で、自分のスキルの価値を考えた方がいい。謙虚になれよってことですね。

 

でも、そんなのどうやったら分かるんだよ。という人もいるでしょう。あんえいじゃーさんならともかく、私分かんない、教えて、むしろ抱いて!という20〜30台半ばまでの女性、いつでも連絡してきて欲しい。めくるめく官能の世界に飛び立とうではないか!

 

、、、なんだっけ。

 

そうそう、自分のスキルの把握の仕方ね。

一つの基準として、自分の今貰っているお給料があると、僕は思います。

貰っているお給料が、自分のスキルに対する、世間一般の対価です。

 

残酷なようだけど、これは割と真実です。

だから、僕は今の部署の人には割と感謝されるけど、お給金自体はとても少ない。

なぜなら、僕のスキルは代替可能なもので、僕と同程度のスキルを持っている人は、市場にたくさんいるから。

 

「自分は不当に安い給料でこき使われている!」って考えている人。

それはあなたの勘違いです。「企業」に「雇われて」働いている限り、自分のスキルは常に代替可能なものであり、その市場価値は、あなたのお給金とほぼイコールと考えて間違いありません。特に大企業で働いている人はそう思った方がいい。

じゃーどうしたらいいのか??

 

それは、あなた、自分で考えて下さいな。

 

てか、僕もまだ答えが出てなくて、苦しんでいるんだけどね。

稼げるようになりたい。今よりもっとちゃんとした生活をしたい。

でも、どうしたら良いか分からない。

そんな僕らは、どこに向かえば良いのだろうか??