仕事で得た知識をブログに書くということ
どうも、あんちえいじゃーです。
最近仕事が滞り、帰宅時間が遅くなってしまいました。
滞る原因は何となく分かってはいるのですが、改善する気にもならないのが今一番の問題点でしょう。本当にイヤだわ、これ。
さて、ブログでオリジナリティを出す為に一番手っ取り早い方法として、自分の仕事で得たスキルやら知識を書くと良いというものがあります。
以外と営業の人のリアルな体験談とか、財務に関わっている人からみた日経の記事の感想なんていうのは、他の仕事をしている人には分からないことが多いです。
「大企業の決算担当者からみる、○○会社の財務状況」
なんてブログ記事があったら、ちょっと読んでみたいと思いませんか?
じゃあ、自分も自分の仕事の無いように関わる記事をアップすれば、ブログ読者が増えるんじゃないの?と一瞬考えたのですが、どうもそれは大分難しいことだと言うのが分かってしまいました。以下、その理由。
1.専門性が無い
これが一番大きなモノです。
自分の仕事には、全く専門性がありません。
営業の様な、業界知識もないし、どうすればクライアントからお金を引っ張れるのか?と言ったようなノウハウもありません。経理や法務が持っているような高度な専門知識もないし、開発や技術に携わる様な人が持っている最先端の技術動向も全く知りません。
要は、誰でもできる、単純作業と雑用作業のみ。
もちろんお給料もお安いわけですよ。
そんな応用力の無い仕事をずっとしていると、本当に取り残されてしまう。
これは、紛れも無い現実なんですよ。確かに、単純作業と思える仕事の中にもクリエイティブな部分はある。そういう気持ちを持つことが大切なのもよくわかる。実際自分もそう信じて頑張ってきた。
でも、実際にそのがんばりを次につなげようとした時、繋がらないんですよ。
結局いくら創意工夫をしても、「ふーん、良かったね?それで君は、どんな専門的な仕事ができるの??」で終了です。
「いえ、データ入力の際に、新たなチェック方法を編み出し、ケアレスミスを無くしました」だとか「これこれこういう作業をする際に、こういう工夫をすることで、作業時間を15分ほど短縮できました」なんていっても、誰の耳にも届かない。
むしろ、優秀(だと思われる)仕事についている人ほど「それくらいのこと、自分でもできるしな。あーあ、いいよな、そんなことを自慢できる程度の仕事に就いている人は」と思われて終わりである。
そのくせそう言う立場にいる人は「いや、雑用でもクリエイティビティは必要だし、それができる人材はどこに行っても成長できる」とか、耳障りの良い言葉を発する。
なぜか?
そう言って置けば、自分含めおばかな連中は、何も考えずに単純で誰にでもできて、でも面倒くさい仕事を進んで引き受けてくれるから。
「今はこんな仕事をさせられているけど、自分はあんなにできる人に頼りにされている。だから、創意工夫をもってこの仕事を頑張るんだ!」
いやはや、なんとも滑稽ですね。
あなたが誇りをもってやっているその仕事は、近い将来もっと安い賃金で働いてくれる人に取って代わられ、さらには人間以外の「何か」に取って代わられます。
これはもう、近い将来必ず起こる事実なのです。
それでも、あなたは現実から目をそらして、その仕事を「やりがい」を持ってやり続けますか?
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