【展示会】メトロポリタン美術館古代エジプト展-女王と女神 に行ってきた
本日、東京都美術館で開催されている「メトロポリタン美術館古代エジプト展-女王と女神」に行ってきました。
全ての作品が日本初上陸ということで、非常に見応えのある展示会でした。
鑑賞時間は2時間弱。もうちょいじっくりみても良かったかなと思いました。比較的すいていて鑑賞しやすかったです。
今回の展示会は女王ハトシェプストにトピックスをあてたもので、彼女がいかにエジプト史の中で重要な役割を果たしたのかを知ることができる。
古代エジプトでは、女性がファラオ(王)になることがしばしばあったそうだが(クレオパトラなんか超有名ですね)、その中で王国を繁栄に導いた存在は非常に珍しいとのことです。
大体の女王は国家の末期に登場し、悲劇とともに語られることが多いらしいんだけど、ハトシェプストは約20年に渡り女王として君臨し、王国に富をもたらしたそうです。やり手。
展示会では触れられてなかったけど、ハトシェプスト女王葬祭殿って1997年にテロが起きて、日本人観光客も犠牲になった場所だったんですね。
記憶の風化って恐ろしい。よくこんなに大々的に展示会開けたなあ、、、
展示会の最後の方で紹介されていたけど、現在エジプトのテーベで新しい墳墓が見つかったらしいですね。今後の調査・発掘に期待です。
歴史遺産は人類共通の遺産です。なかなか難しいことだけど、みんなが安全にすべての遺産を巡れるような世の中になって欲しいなあと思いました。